プロローグ
公社会の役割の中で、実社会に認められていない課題を分析的に説明し社会に還元する。
それが社会学の一となる。
ひとえに感ずるは実社会とは多文化の中で一様でない問題をいかに紐解くかにおもしろみがあり、学問に面白みを覚えては生計が成り立たぬように、実に奥深い問題なのだ。
そしてこのわたしが述べるプロローグの本題「多文化であることとは」にあるように、本著は2013年の私が教員免許を取った翌年に出版されており、国際社会は日本社会同様大いに変わった。
それが著者の言う若者の市民参政権である。
フランスのリセを参考にしてか日本でもそれを高校で行うようマニュアル化されているように感ずるし、私はフランスのリセ以外にも先進国のみならず発展途上国にも目を向けてもらいたい。
私の留学経験からだ。
そして東京オリンピックにはより明るい未来をと現実(いま)に思う。
聡子