顔馴染みの駅員のオバチャンとお喋りをし、地元の普通の高校生片目に自販機ガチャン。
今日はロイヤルミルクティー。
冷え込んだ朝にBeams のコートを羽織って、それでも寒い。
街のチャイムが耳障りに聞こえる程のメロディに、通る車の通勤だけが音楽に聴こえる。
日が差してきた。
私は電車に揺られ外出。
今日はどんな発見があるだろう。
小さなトキメキにどぅくんどぅくんし、顔は少し冷え冷えで、
缶のロイヤルミルクティーが、手に馴染む。
私の愛が君との愛に重なる時。
ロイヤルミルクティーが私の喉を潤すだろう。
老舗喫茶店ライター
聡子